ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「わたしが幽霊だった時」

川越市立図書館のやつは盗まれたのか?無くなっていたので、吉見百穴で有名な吉見町立図書館のものだった。
昨今のジョーンズブームで中々無かったと思うけど「町」にあったとは。
こっちもハードカバーは入ったみたいだけど。
インターネットで調べると有るのに、実際無いのよね。
何故か。


ある夏の昼下がり、突然(事故だわ!)と思った「あたし」
親に放っておかれてるとっても個性的なメルフォード四姉妹の中の誰からしいけど、まるで思い出せない。
ここにいないのは次女のサリーだけ。
ってことは私はサリー?
と思ったらサリーは居るって!
じゃああたしは誰?
どうして幽霊なの?


主人公は表紙の黄色い女の子かと思ったら、そうじゃなかった。
「あのセリフ」私は始めそうは取らなかったんだけど、どっちとも取れる書き方してるのよねぇ。
ジョーンズ作品は本当の意味でめでたくなくても、めでたしめでたしで終わる話が多い気がするけど、この作品は悲しげに終わります。
それと、ぬしは姉妹達の事どうとも思ってなかったのかなぁ。